雄大な風景と美味しい食の宝庫「十勝」をご紹介
「とかち晴れ」といわれる青い空と、どこまでも続く雄大な大地の中に、
一直線の道路、広大な農地、カラマツやシラカバの防風林、
遠景には雪を頂く日高山脈が連なり、
十勝にはあなたのイメージする「北海道」そのままの風景が広がっています。
牛肉、豚肉、鶏肉それにシカ肉といった肉類、
港で揚がる十勝ならではの魚介類、
新鮮な牛乳とチーズ等の乳製品、
全国にも知られる豆、馬鈴しょ、小麦や野菜などの農産物、
十勝ならではの美味しい食べ物も魅力の一つです。
十勝19市町村の魅力を食の魅力を中心にご紹介します。
19市町村の食の魅力
十勝19市町村の魅力を「食」の視点でご紹介します。
※市町村名をクリックすると紹介文が表示されます。
帯広市
十勝の経済とグルメの中心都市、帯広市。いまや全国に名を馳せる豚丼も、発祥はここ帯広です。全国的に有名な菓子店の本店が帯広にあるなど、菓子王国としても知られています。
世界で唯一の「ばんえい競馬」や、恋人達の聖地「幸福駅」、緑豊かなガーデンなど 観光スポットも多く、大人から子供まで楽しめるまちです。
音更町
音更町は農業が盛んで、作付面積日本一を誇る小麦のほか、小豆も日本一の作付面積・生産量を誇ります。よつ葉乳業や柳月といった乳製品やお菓子の工場があり、生産工程を見学することもできます。
世界でも珍しいモール温泉には、１年を通して多くの観光客が訪れます。温泉街の周辺の十勝が丘展望台や花時計「ハナック」、十勝エコロジーパークも人気の観光スポットです。
士幌町
士幌町特産のじゃがいもで作るポテトチップスをはじめ、おいしい士幌牛肉のステーキやソフトクリームなど、士幌町はグルメなまちとして有名です。道の駅「ピア２１しほろ」には地元の高校生が作ったベーコンや、地元酪農家が育てた搾り立て牛乳と新鮮な卵を使ったアイスなど士幌の特産品が数多く並んでいます。また、十勝平野を一望できるパノラマビューを楽しむなら、士幌高原ヌプカの里がおすすめです。
上士幌町
上士幌町は、ナイタイ高原やぬかびら源泉郷、三国峠、旧国鉄士幌線アーチ橋梁群、ゴルフ場、スキー場など、ダイナミックな自然を満喫できるスポットに恵まれています。その広大な大地で育まれた、十勝ナイタイ和牛やハチミツなど様々な特産品は、必食の価値ありです。「ふるさと納税」をされた方への特典として贈呈も行っています。
鹿追町
昼夜の寒暖差があり冷涼な気候の鹿追町は、そばの名産地です。北海道の三大産地のひとつとして知られています。また、「オショロコマ料理」を食べられるのは、ここ鹿追だけです。あっさりとした味のオショロコマは、焼いても唐揚げにしても美味しく召し上がれます。
周囲を深い森と清流に囲まれた然別湖は、カヌーやカヤックなどのアウトドアが盛んで、７月は「白蛇姫まつり」、１月～３月は「しかりべつ湖コタン」など様々なイベントが楽しめます。
新得町
新得町は全国的にそばのまちとして有名です。そのほかにも新得地鶏やエゾシカ肉、チーズなど、美味しい食べ物がたくさんあります。
北海道ならではのアクティビティが堪能できるのも魅力で、サホロリゾートでは 乗馬やゴルフ、スキーやスノーボードなど一年を通して遊べる体験メニューが揃っています。
清水町
清水町といえば「十勝清水牛玉ステーキ丼」です。地元産 ブランド牛肉「十勝若牛」 をカットして焼いたステーキと鶏卵を組み合わせて作った新しいタイプの牛丼で、その美味しさは「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で優勝するほどです。
日勝峠の東側に位置する十勝の玄関口・清水町は、すばらしい眺めを楽しめるスポットが数多く存在します。
芽室町
芽室町は、スイートコーン、じゃがいもの生産量が日本一の広大な農地を持つ、農業の町です。その生産量日本一のスイートコーンをふんだんに使った「十勝芽室コーン炒飯」はまちの新ご当地グルメとして人気です。
また、全国的に人気のゲートボールは芽室町が発祥の地です。毎年秋には｢発祥の地杯・全国ゲートボール大会｣が開催されています。
中札内村
中札内は大人気の道の駅があり、まちの特産品である採れたてたまごや、地鶏、えだまめ といった旬の恵みが集まっています。村内には採れたてや搾りたての牛乳を楽しめる農園や牧場もあります。
また、アートと花が有名なまち 中札内村には、 森の中にアート作品が点在する「中札内美術村」や、帯広の菓子店「六花亭」にゆかりのある草花を楽しめる「六花の森」、全国的にも有名な「花畑牧場」などの観光スポットがたくさんあります。
更別村
更別村は、農家1戸当たりの平均農地面積が東京ドーム10個分という日本一の大型農業の村です。じゃがいも、てん菜、小麦など寒冷地作物を中心に、畜産も盛んに行っています。 春のすももの花、初夏のじゃがいもの花、黄金色に染まる小麦畑、冬は幻想的な霧氷…と四季折々の風景が楽しめます。 FIA公認サーキット「十勝スピードウェイ」やオートキャンプ場「さらべつカントリーパーク」など、広大な敷地を活かしたアウトドアスポットも人気です。
大樹町
清流日本一の「歴舟川」がまちの中心部を流れ、雄大な日高の山並みがひときわ美しく感じられる大樹町。
酪農業をはじめとする第一次産業が基幹産業であり、チーズの一大生産地としても知られています。
沿岸には北海道内唯一のJAXAの航空宇宙実験場があり、地域をあげて宇宙のまちづくりに取り組んでいます。
広尾町
十勝の海の玄関、十勝港を擁する広尾町。漁港では毛ガニや鮭、ししゃもなど、季節の魚が水揚げされます。日本一のししゃもを使ったコロッケ「しゃロッケ」は、広尾を訪れたら是非食べてほしい逸品です。
町内の大丸山森林公園は、サンタの故郷ノルウェーが認めた国外初のサンタランドがあり、一年中クリスマスが楽しめます。
幕別町
全国で親しまれているパークゴルフ発祥の地、幕別町。 幕別町は南北に細長く、北部は畑作の中心地、南部の忠類地区では考古学的に貴重なナウマン象の化石が発見され、全身復元骨格模型を展示した記念館や、幕別町特産のゆり根料理を楽しめる温泉ホテルがあります。
毛の生えていない真っ白な長いも「和稔じょ」や、白く上品な忠類の「ゆり根」は幕別の名産品。どんな食材とでも相性抜群のゆり根は、ゆり根シュークリーム、ゆり根ハムといった加工品としても人気です。
池田町
世界的な評価を得ている「十勝ワイン」の製造工場、通称「ワイン城」がランドマークの池田町。「十勝ワイン」と十勝を中心とした道内産牛の炭火焼きが楽しめる秋のワイン祭りには、毎年多くの人が参加します。また、十勝ワインの醸造過程で出る副産物を与えて育てた「いけだ牛」は赤身が美味い希少価値の和牛です。
「まきばの家」や「ハッピネスデーリィ」など、ワイン城の近くに観光スポットが集中しており、観光客に人気のまちです。
豊頃町
十勝で最も歴史が古いまち、豊頃町。 農業、酪農、漁業が盛んで、大津漁港ではサケ、カニ、ホッキ貝、ししゃもなどがとれます。ホッキ貝を使ったホッキカレーは、ダシがきいた極旨カレーとして人気です。
十勝川の左岸にある樹齢140年の｢ハルニレの木｣は、左右対称の扇形に広がった美しさが評判を呼び、町のランドマークになっています。
本別町
日本一の豆の町、本別町。 晴天が多く積雪量が少ない恵まれた環境で、黒豆や大豆などの良質な豆づくりをしています。 特に黒豆の加工品ブランド「キレイマメ」は人気で、納豆やふりかけ、甘納豆など、様々な商品を生み出しています。 そのほかにも小麦や甜菜、馬鈴しょなど、良質で安全・安心な食料を全国に出荷しています。
また、本別町は昔から伝わる義経伝説を持つ町です。 義経ゆかりの場所を巡って歴史ロマンに浸るのもおすすめです。
足寄町
日本一面積の広い町、足寄町。 時間とともに色が美しく変化する神秘の湖・オンネトーや、２メートルを超える大型のふき「ラワンぶき」など、スケールの大きい自然資源に囲まれた町です。
その「ラワンぶき」を使った「ラワンぶき水煮」や「ラワン蕗羊羹」などの特産品は、道の駅「あしょろ銀河ホール21」で発売中です。町内にあるもうひとつの道の駅「足寄湖」では放牧酪農の牛乳を使ったチーズが製造されています。
陸別町
陸別町は、十勝の最北端に位置する日本一”しばれる”まちです。 観測史上の最低気温は、なんとマイナス40℃（非公式）です。「銀河の森天文台」や「しばれフェスティバル」など、自然環境を活かした町おこしが行われています。
鹿肉が有名で、「りくべつ鹿カレー」「りくべつ鹿ジャーキー」など、道の駅「オーロラタウン93りくべつ」では陸別産鹿肉を使った多彩な加工品が売られています。
浦幌町
十勝の最東端に位置する町、浦幌町。白糠丘陵には森林地帯が広がり、また、海岸線には原生花園や広大な太平洋を見下ろせる展望台がある自然豊かな町です。大規模農業が盛んで、その他にも太平洋の豊かな水産資源による漁業、まちの面積の約４分の３を占める豊かな森林資源を活用した林業も盛んなまちです。
道の駅「うらほろ」では、町内で栽培されたラズベリー果汁を使ったラズベリーソフトや、浦幌牛乳を使ったシュークリーム、浦幌町自慢の水産品・農産品などがずらりと並んでいます。