フードバレーとかちとは

今だからこそ、フードバレーとかちに取り組む

fvt_logo

経済のグローバル化、少子高齢化社会の到来、震災によるサプライチェーンの変化など、地域を取り巻く環境は大きく変化しています。

このような状況の中、地域の活性化のためには、自らの意思と責任に基づき地域経済を確立していくことが必要です。

十勝が持つ「価値」を再認識し、「食」と「農林漁業」を柱とした経済活動を行うための旗印として、「フードバレーとかち」を掲げ、オール十勝で取り組んでいます。

フードバレーとかちで、アジアの拠点を目指す

フードバレーとかちでは、十勝の優位性を活かすための方向性として、三つの展開方策で進めます。

◯「農林漁業を成長産業にする」

良質堆肥の製造、堆肥活用による土づくりや土壌分析に基づく適正な施肥管理を促進するとともに、十勝型GAPの導入の促進により、安全安心で良質な農畜産物の生産を推進します。

◯「食の価値を創出する」

原材料の研究拠点に加え、加工を通じた付加価値の高い生産拠点において成長していくため、食の安全性向上や魅力ある商品開発、ブランド力の向上などを推進します。

◯「十勝の魅力を売り込む」

十勝の物産の販路拡大や観光の魅力を発信し、国内、海外においてイベントへの出展や観光物産セミナーを開催します。

about_img01

三つの取り組みが連携し、日本を代表する大規模畑作酪農地帯・食料供給基地という背景を活かした、生産・加工・流通・販売が結びついた十勝型のフードシステムを、オール十勝でつくりあげていきます。

十勝で安全・安心な農林水産物を生産し、地元で加工することで付加価値をつけ、十勝のブランド力を活かし、国内外へ販路を拡大していきます。

社会の成熟化や人口減少などにより、国内市場は年々縮小傾向にありますが、アジア市場は拡大が続いています。フードバレーとかちを推進し、国内のみならず国外市場にも目を向けながら、十勝はアジアの食と農林漁業の集積拠点を目指していきます。